ペットと住まいの寄り添いトレーナー 佐藤👨です。千葉県東葛地区を起点にペットショップと連携しながら全国展開対応中。オンラインを駆使した家庭犬専門しつけの教室。 しつけ以外に、犬の特性に基づいた飼い方や健康管理、住まいでの環境設定等幅広に情報提供しております。他にない犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、褒めるトレーニングによる指導を行っています。
ペットシッターを行っている友人の話を聞くと、依頼者のなかでもトレーナー業務内容と混同している方が多いとのことです。
改めて、その内容ついてまとめてみました。
ペットシッター
飼い主が留守にしている間にペットの世話をするサービスを提供する専門職です。シッターの役割は、犬、猫、鳥、小動物などのペットに対して食事を与え、水を補給し、排泄の管理を行うことが中心です。また、犬の場合は散歩をさせたり、猫の場合はトイレの掃除を行ったりすることも一般的です。ペットの健康状態を観察し、異常があれば飼い主に連絡することもシッターの重要な役割です。
ペットシッターは、ペットが飼い主の不在中もストレスを感じず、安心して過ごせるように環境を整えることを重視します。シッターがペットの家に直接訪れるケースが一般的で、ペットが普段の生活環境から移動することなく快適に過ごせるメリットがあります。一方で、ペットホテルやケンネルの利用がストレスとなるペットには、特にペットシッターが有効です。
信頼できるペットシッターは、ペットが健康で幸せに過ごせるよう、細心の注意を払って対応します。
ドッグトレーナー
犬の行動を理解し、適切な訓練を通じて飼い主と犬のコミュニケーションを改善する専門家です。彼らの主な役割は、犬が望ましい行動を学び、問題行動を解消する手助けをすることです。トレーニングの内容は、基本的な服従訓練(お座り、待て、伏せなど)から、無駄吠えや噛み癖の改善、リードの引っ張り癖の矯正まで多岐にわたります。
ドッグトレーナーは、犬種や個々の性格、年齢、生活環境に応じてトレーニング方法をカスタマイズします。一般的なトレーニング方法としては、報酬を使ったポジティブな強化法が主流で、犬が正しい行動をしたときに褒めたり、ご褒美を与えることで学習を促します。また、飼い主にも適切な指導を行い、日常生活での一貫した対応をサポートします。
ドッグトレーナーの目的は、犬が人間社会でストレスなく適応できるようにし、飼い主との絆を深めることです。犬の行動に関する深い知識や経験を活かし、犬が安心してルールを守り、飼い主が安心して犬と生活できるように導く役割を果たします。
ペットシッターとドッグトレーナーの違い
- 役割の違い:ペットシッターは主に飼い主の不在時にペットの世話をするのが役割。トレーナーは犬の行動を改善し、望ましい習慣を教える専門家です。
- スキルの違い:ペットシッターは世話や基本的なケアが中心ですが、トレーナーは犬の行動心理やトレーニング技術に精通しています。
- 目的:ペットシッターの主目的はペットの健康と快適さの維持。トレーナーは犬の問題行動や特定の技術を教えることが目的です。
- 関わる期間:ペットシッターは一時的な依頼が多い一方で、トレーナーは数週間から数ヶ月の関与が一般的です。
- アプローチ:シッターは受け身的ですが、トレーナーは積極的に指導を行います。
2つの業務内容には大きな違いがあることを認識して、目的にあった依頼をすることをお勧めします。また、高齢の方で家事代行業務も依頼される方もいるという話も聞きますが、基本的にはシッター業務に含まれていませんのでご注意下さい。
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