『災害時に備えた飼い主の心得・準備について』

ペットと住まいの寄り添いコンサルタント 佐藤👨です。
千葉県柏市を起点に全国展開対応中。オンラインを駆使した家庭犬専門しつけの教室。
しつけに関する以外に、犬の特性に基づいた飼い方や健康管理、住まいでの環境設定等幅広に情報提供しております。特徴としては、他にあまりない飼い主様への犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、陽性(褒める)トレーニングによる伴走出張しつけ指導を行っています。

災害時の同行避難をする上で必要なこと

災害時の同行避難においては、以下の5つの準備が重要です。

  1. 避難グッズの準備
    水、食料、リード、マイクロチップまたは首輪に名前と連絡先が書かれたタグ、そして犬用の応急処置キットを含む避難袋を準備します。
  2. トレーニング
    犬を安心させるコマンドの訓練、混乱した状況でも従うようにすることが大切です。
  3. 健康管理
    緊急時に備え、犬の健康診断を定期的に行い、予防接種やフィラリア予防を常に最新の状態に保ちます。
  4. 避難所の情報確認
    ペット同伴可能な避難所や宿泊施設の情報を事前に確認し、必要に応じて予約をします。
  5. 情報の共有
    家族や近隣住民と連携を取り、避難計画を共有します。緊急時にはお互いに助け合うことができます。

これらの準備をすることで、災害時においてもペットと共に安全に避難することが可能になります。

災害時対応を前提とした犬の訓練で最低限必要なトレーニング

災害時対応を前提とした犬の訓練で最低限必要なしつけには、以下のようなものがあります。

  1. 落ち着いて待つ(Stay)
    緊急時、安全な場所で静かに待つことができるようにするため、犬には「待つ」コマンドをしっかりと教える必要があります。
  2. 静かにする(Quiet)
    避難所や他の人がいる環境で騒がしくしないように、飼い主の指示で静かになれる訓練が重要です。
  3. 名前で反応する
    犬が自分の名前を聞いてすぐに反応することは、緊急時に迅速に犬を呼び寄せるために不可欠です。
  4. リードに慣れる
    災害時にはリードを使って避難する場面が多いため、犬がリードに慣れていること、そしてリードでの歩行がスムーズであることが重要です。
  5. 人や他の動物との良好な関係
    避難所などの公共の場では他の人や動物と接触することがあります。社会化訓練を通じて、犬が他者と穏やかに接することができるようにする必要があります。
  6. 基本的なコマンドの従順
    「座れ(Sit)」や「来い(Come)」など、基本的なコマンドへの従順は、緊急時の指示に迅速に応じるために重要です。

これらの訓練は、災害時に犬と安全に行動するための基盤となります。緊急時に飼い主と犬が互いに信頼し合い、効果的にコミュニケーションを取ることができるよう、日頃からの訓練が重要です。

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Life Design Plus 代表 佐藤 篤

柏市を起点に犬のしつけの学校及び不動産コンサルティング業務を展開する会社です。
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