災害救助犬の犬種特性や訓練について

ペットと住まいの寄り添いトレーナー 佐藤👨です。千葉県東葛地区を起点にペットショップと連携しながら全国展開対応中。オンラインを駆使した家庭犬専門しつけの教室。 しつけ以外に、犬の特性に基づいた飼い方や健康管理、住まいでの環境設定等幅広に情報提供しております。他にない犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、褒めるトレーニングによる指導を行っています。

能登半島地震でも活躍している災害救助犬の記事をみて、少し調べてみました。

災害救助犬とは?

自然災害や人為的な事故によって行方不明となった人々を捜索し、救助活動を支援するために特別に訓練された犬です。
卓越した嗅覚と鋭い聴覚を活かし、瓦礫の下や広範な捜索範囲で人の存在を迅速に察知することができます。災害救助犬は、地震、台風、雪崩など、様々な状況で活躍します。訓練は、犬の適性と協調性に基づいて行われ、探知能力だけでなく、厳しい環境下での作業や人々との協力が求められます。ハンドラーと呼ばれる訓練士との強い信頼関係も、救助活動の成功に不可欠です。災害救助犬の活動は、被災者の命を救うために非常に重要であり、その存在は救助隊の大きな支えとなっています。また、彼らの活動は、地域社会の安全を守るための一翼を担い、多くの命を救う可能性を秘めています。

警察犬との相違について

足跡等の固定臭をたどる➡空気中に漂う人の浮遊臭を追う
足跡臭がないと辿れない➡ラフト、体臭、呼気で辿る
川を渡れば足跡は途切れる➡風下であれば辿れる
特定臭のみを辿っていく➡人を限定せずに探せる

訓練の仕組み

犬にとっては楽しい遊びであり、楽しいことを訓練を通じて教えていく、成功の積み重ねで生まれ持っている優れた臭覚をうまく使って人を探すようになります。
これは、家庭犬のしつけでの褒めるトレーニングと共通する内容となります。

犬種特性について

災害救助犬には犬種の制限はありませんが、狩猟本能のある犬が向いていると言われています。現在の日本では、シェパード、ラブラドール、ゴールデン、ボーダーコリーなどが多いのですが、ダックスフント、ウェルシュコーギーなどの小型犬も、柴犬、甲斐犬などの日本犬も、雑種も災害救助犬になっています。(残念ながら愛犬コロンであるチワワは向いてないようです)

家庭犬しつけとの共通点と相違点について

(災害救助犬ネットワーク記事抜粋)
【共通点】
災害救助犬を育てるには、犬が若いうちに訓練を始めます。
ボールにじゃれ遊びさせて引張りっこなどのボール遊び、人の指示に従うとご褒美を与え、ハンドラーとのコミュニケーションがとれる犬にしていきます。
 次に、座れ(停座)、伏せ(伏臥)、待て(立止)、来い(招呼)、後へ(脚側行進)などの服従訓練を行い作業犬として使えるようにします。

【相違点】
ある程度服従が出来るようになれば、捜索訓練も並行して行います。
 まず、ハンドラーがボールを持ってその場で犬をじらして、犬が吠えたらボールを使って遊んでやります。次の段階では少しだけ離れてしゃがむ、次は少しだけ隠れる、次はもう少し離れるなど徐々に段階を上げて訓練をして行きます。
犬がハンドラーと隠れんぼう遊びをある程度出来るようになったら、別の人が同じように隠れんぼう遊びの隠れ役(要救助者)訓練をします。訓練を開始してから認定審査に合格するまでの期間は、犬の資質や訓練の仕方などによって異なりますが、早くても1年以上はかかります。
 認定審査に合格してからも、服従訓練は毎日続けますし、捜索訓練もいろいろな場所、遭難者役{ヘルパー)も年代性別を問わず行い、犬にいろいろな経験を積ませ出動に備えています。
 臭覚は優れていますが、現場はすべて初めての場所になり、周囲の環境に影響されず集中的に作業を自主的に行えるようになるにはかなりの経験値が必要になります。


家庭犬のしつけも同様ですが、継続的な日々のトレーニングが必要になる点、ハンドラーや飼い主側の高い意識と根気が問われてくるのです。“継続は力なり”という意識をもってワンちゃんと向き合ってみてください!!

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Life Design Plus 代表 佐藤 篤

柏市を起点に犬のしつけの学校及び不動産コンサルティング業務を展開する会社です。
犬のしつけは、家庭小型犬をメインに出張トレーニングとオンラインを併用したコースしつけ指導を行っており、不動産コンサルティング業務は、不動産鑑定をメインにその他周辺業務を行っています。

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