ペットと住まいの寄り添いコンサルタント 佐藤👨です。
千葉県柏市を起点に、家庭小型犬を中心とした🐶ワンちゃんのしつけの学校。
独自の他にみない飼い主様への犬知識提供のオンライン💻セミナーと併せ、陽性(褒める)トレーニングによる伴走🏠出張しつけ指導を提供。
飼い主様へのしつけ啓蒙活動を小さく取り組んでいます。
犬のノミ・ダニについて
犬に寄生するノミは、日本では約80種類が存在するとされていますが、そのほとんどがネコノミだと言われています。ネコノミは体長1.5〜3mmほどで、肉眼でも確認することができ、高さ30㎝ほどまでジャンプして移動するため、犬の身体に寄生しやすく、飼い主の衣服などにも付着して持ち込んでしまう可能性があります。ネコノミが繁殖する期間は、主に春から秋にかけて盛んになります。気温が13度以上になると繁殖が始まり、20〜30度で繁殖するスピードが活発になり、大量発生します。
また、犬に寄生するダニの種類の中でも、気をつけなければならないのはマダニです。マダニは、家の中に住む目に見えない約0.2〜0.4mmの微小なダニ(イエダニ・ヒゼンダニ)と比べるとかなり大きく、約8mm程度で、吸血すると20mm程度まで巨大化することがあります。
マダニは、春から夏にかけては成ダニが活発に活動して繁殖します。一方、秋から冬には、卵から孵化した幼ダニ・若ダニが活動を始めるため、通年で気をつける必要があります。
ネコノミと同様に、マダニも凄まじい繁殖力を持っているため、放置せず早期の治療と駆除対策が必要となります。
感染症状について
激しい痒みが出るほか、貧血、ノミアレルギー性皮膚炎、瓜実条虫(サナダムシ)による条虫症などを発症する恐れがあり、マダニに感染すると、痒みをもたらすほか、貧血、アレルギー性皮膚炎、ダニ麻痺症、栄養障害などの病害を引き起こす恐れがあります。
駆除薬の投薬期間について
ミダニ予防薬を投与する期間は、以下のような内容にて、毎月1回程度を目安に投与を実施するのがベストです。
駆除薬の種類について
経口タイプの駆除薬は、嗜好性が高く、おやつ感覚で美味しく犬に食べてもらえるように工夫がされています。ジャーキー系やクッキー系の風味がついているため、錠剤の内服薬と違って、摂食を拒否されるリスクが少ないです。
投与した後に、すぐにシャンプーをしたり、スキンシップを行ったりすることができるメリットも挙げられます。ただし、経口タイプはアレルギー体質の犬には与えられない場合があるため、事前に犬のアレルギー気質を獣医師にチェックしてもらう必要があります。
薬剤を皮膚表面に滴下するスポットタイプの駆除薬は、犬の首のあたりに薬剤を垂らすだけで簡単に投与することができるため、とても手軽です。
錠剤を飲むことを拒否する犬や、経口タイプ駆除薬はアレルギー気質のために投与できない犬などには、スポットタイプの駆除薬を投与します。ただし、経口タイプとは違い、投与した後すぐにシャンプーを行ったり、スキンシップをしたりすることができないデメリットはあります。
自分のワンちゃんの状態を見ながら選択するのが良いと思います。
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