ティーカップ・プードルについて

ペットと住まいの寄り添いトレーナー 佐藤👨です。千葉県東葛地区を起点にペットショップと連携しながら全国展開対応中。オンラインを駆使した家庭犬専門しつけの教室。 しつけ以外に、犬の特性に基づいた飼い方や健康管理、住まいでの環境設定等幅広に情報提供しております。他にない犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、褒めるトレーニングによる指導を行っています。

先日、近所をお散歩していたところ、本当に小さいプードルに会いました。
巷では、ティーカップ・プードルと言われていますが、便宜上の愛称ということご存じでしたか?

1. ティーカッププードルとは

ティーカッププードルは、プードルの中で最も小さなサイズに分類される犬種です。
正式には「プードル」という犬種の一種で、トイプードルよりさらに小さい超小型犬を指します。ただし、国際的な犬種標準(FCIやJKC)では正式なサイズ区分として認められていないため、あくまで愛称・便宜上の呼び名です。

プードルのサイズ区分は一般的に以下のようになります:

サイズ体高体重認定
スタンダード約45cm以上約20〜32kg公認
ミディアム約35〜45cm約8〜15kg公認
ミニチュア約28〜35cm約5〜8kg公認
トイ約24〜28cm約3〜4kg公認
ティーカップ23cm未満1.5〜2.5kg前後非公認(愛称)

つまり、ティーカッププードルは極小サイズのトイプードルという位置づけです。

2. ティーカッププードルの特徴

(1) サイズと体重

  • 体高:23cm以下
  • 体重:1.5〜2.5kg程度
  • 生後8ヶ月〜1歳で成犬サイズに到達
    非常に小さく、抱きかかえると片手でも持てるサイズ感です。

(2) 被毛と毛色

  • シングルコートで、抜け毛が少ない
  • 毛質はふわふわでカールが強い
  • 毛色の種類は豊富
    • アプリコット
    • レッド
    • ホワイト
    • ブラック
    • シルバー
    • クリーム など

被毛が伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。

(3) 性格

  • 賢く、物覚えが早い
  • 飼い主への愛情が深く、甘えん坊
  • 警戒心が強い一方で、好奇心旺盛
  • 人懐っこく、家庭向き
  • 小型犬特有の「吠えやすさ」はあるが、しつけ次第で軽減可能

3. ティーカッププードルの飼い方のポイント

ティーカッププードルは可愛らしい見た目とは裏腹に、体が非常に小さいため体調管理に細心の注意が必要です。

(1) 食事管理

  • 超小型犬用のドッグフードを使用
  • 1回の食事量は少量でOK、1日3〜4回に分けて与える
  • 低血糖症を防ぐため、間隔を空けすぎない
  • おやつは控えめに

特に子犬期は低血糖症になりやすいので、こまめな食事が大切です。

(2) 室内環境

  • 足腰が弱いため、フローリングでは滑らないようにカーペットを敷く
  • 高い場所からの落下に注意
  • 夏は熱中症、冬は低体温症のリスクが高いので温度管理は必須

(3) 散歩と運動

  • 1日10〜20分程度の軽い散歩で十分
  • 激しい運動は骨折リスクがあるため避ける
  • 室内でのおもちゃ遊びで適度に運動させるのがおすすめ

4. 健康面の注意点

ティーカッププードルはその小ささゆえ、遺伝的に体が弱い個体も少なくありません。以下の病気やトラブルに注意が必要です。

(1) 低血糖症

  • 特に子犬期に多発
  • 症状:震え、ふらつき、ぐったりする
  • 予防:こまめな食事、ブドウ糖の常備

(2) 膝蓋骨脱臼(パテラ)

  • 小型犬に多い膝の病気
  • 床での滑りや高い場所からのジャンプが原因になりやすい
  • 定期的な健康診断で早期発見が重要

(3) 気管虚脱

  • 首輪での散歩が原因になることもある
  • ハーネスでの散歩が推奨

(4) 歯周病

  • 小型犬は顎が小さいため歯石がつきやすい
  • 毎日の歯磨きやデンタルケアが必要

5. しつけのポイント

ティーカッププードルは非常に賢い犬種なので、正しくトレーニングすればよく覚えます。

  • トイレトレーニング
    → 成功したらすぐに褒めるのが効果的
  • 吠え防止
    → 要因を分析し、無視・ご褒美の使い分けが重要
  • お留守番の練習
    → 甘えん坊なので、少しずつ慣らすことが大切

ただし、過保護にしすぎると「分離不安症」になりやすいので注意です。

6. 寿命と健康管理

平均寿命:12〜15年

  • 小型犬の中では比較的長生き
  • 定期的な健康診断、ワクチン接種、歯科ケアで寿命を延ばすことが可能

7. 価格相場と選び方

(1) 価格相場

  • 一般的なティーカッププードル:40〜80万円
  • 特に血統や毛色が珍しい場合:100万円以上になることも

(2) 子犬選びの注意点

  • 極端に小さい個体は体が弱い場合があるため要注意
  • 信頼できるブリーダーやペットショップから購入する
  • 健康診断書、ワクチン証明書を必ず確認

8. ティーカッププードルと暮らす上での心構え

ティーカッププードルは見た目の可愛らしさから人気がありますが、飼育難易度は決して低くありません。
特に以下の点を意識する必要があります:

  • 小さすぎる体の健康管理 → 病気や事故に注意
  • 温度・湿度の管理 → 冷暖房が必須
  • 食事と低血糖対策 → 食事回数をこまめに
  • 骨折や怪我の防止 → 高い場所からの落下は厳禁
  • 定期的な医療ケア → 健康診断・ワクチン・歯科ケアは欠かせない

ティーカッププードルは、可愛らしい見た目と賢さから多くの人に愛されていますが、その小さな体ゆえに健康管理や飼育環境に高い注意が必要な犬種です。
正しい知識を持ち、食事・運動・しつけ・医療ケアをバランスよく行えば、家族として長く幸せに暮らすことができます。

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