ペットと住まいの寄り添いトレーナー 佐藤👨です。千葉県東葛地区を起点にペットショップと連携しながら対応。オンラインを駆使した家庭犬専門しつけの教室。しつけ以外に、犬の特性に基づいた飼い方、住まいでの環境設定他幅広に情報提供しております。他にない犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、褒める実技指導を行っています。

我が家の団地でフレンチブルドッグを飼っている方がいますが、巷の飼い主のなかでボストンテリアとの違いが見分けれない方も多いと思います。
改めて、調べてみましたのでご参考までに!
1. 起源と歴史の違い
まず大きな違いは、誕生の背景にあります。
ボストンテリアはアメリカ生まれの犬種で、19世紀後半にボストンで闘犬用のブルドッグとテリアを掛け合わせて誕生しました。その後、攻撃性が抑えられ、愛玩犬・伴侶犬として改良されました。「アメリカン・ジェントルマン」と呼ばれるのは、白黒のタキシード柄と紳士的な性格から来ています。
一方、フレンチブルドッグはフランス生まれで、元はイギリスの小型ブルドッグを基礎にしています。19世紀にフランスの職人階級の人々に愛され、その愛嬌のある顔立ちや陽気な性格から、瞬く間にパリの上流階級や芸術家たちにも人気が広がりました。フレンチブルドッグは、まさに「パリジャン・ドッグ」ともいえる存在です。
2. 体型と外見の違い
- ボストンテリア
- 体重は約5〜11kgと比較的軽量。
- 脚が長めでスリムな体型、走ったり跳んだりするのが得意。
- 顔は平らだがフレンチブルに比べると鼻が少し長い。
- 被毛は短く、艶やかな白黒模様が多い(タキシード柄)。
- 全体に「スポーティでスタイリッシュ」な印象。
- フレンチブルドッグ
- 体重は8〜14kgで、がっしりとした筋肉質の体型。
- 脚は短めで体はどっしり、運動能力よりパワフルさを感じさせる。
- 鼻は極端に短く、しわが深い。
- 耳は「コウモリ耳」と呼ばれる大きな立ち耳。
- 被毛のカラーは多彩で、クリーム、ブリンドル、フォーン、パイドなど個性が強い。
見た目だけで言えば、ボストンテリアは「軽快なアスリート」、フレンチブルドッグは「愛嬌あるコメディアン」というイメージです。
3. 性格と気質の違い
- ボストンテリア
- 活発で明るく、遊び好き。
- 頭が良く、学習意欲が高いのでトレーニングが入りやすい。
- 飼い主や家族に強い愛情を示し、人懐っこい。
- 興奮しやすい面もあるため、落ち着きを育むしつけがポイント。
⇒ 一緒にアクティブに暮らしたい家庭に向く。
- フレンチブルドッグ
- 穏やかでのんびり屋、少し頑固。
- 甘えん坊で飼い主にベッタリする傾向が強い。
- 家族と過ごす時間を何よりも大切にする。
- 運動は苦手で短時間の散歩で十分。
⇒ 室内でまったりと暮らす家庭にピッタリ。
4. 運動量と活動性の違い
- ボストンテリアは、毎日の散歩に加えてボール遊びやドッグランで走ることも楽しめます。小型犬の中でも比較的運動量を必要とするため、運動不足はストレスや問題行動につながることがあります。
- フレンチブルドッグは短頭種で呼吸器が弱いため、激しい運動はNGです。散歩は短めでよく、真夏の外出は控える必要があります。体力よりも家族と過ごす時間の方を重視する犬種です。
5. 健康面・寿命の違い
- ボストンテリア
- 比較的健康で長生きしやすく、平均寿命は12〜15年ほど。
- 注意すべき病気は白内障、膝蓋骨脱臼、短頭種特有の呼吸器疾患。
- フレンチブルドッグ
- 平均寿命は10〜13年とやや短め。
- 短頭種気道症候群、椎間板ヘルニア、皮膚疾患(アレルギー、湿疹)に注意が必要。
- 暑さに極端に弱く、熱中症のリスクが高い。
ボストンテリアの方がやや丈夫で長寿傾向ですが、どちらも短頭種なので暑さ管理は共通して重要です。
6. 飼いやすさの違い
- ボストンテリア
- 賢く学習が早いため、初めての飼い主でも比較的扱いやすい。
- ただしエネルギッシュなので、運動の時間を確保できる家庭が望ましい。
- 無駄吠えは少ないが、興奮しやすさに注意。
- フレンチブルドッグ
- 穏やかで吠えることが少なく、集合住宅でも飼いやすい。
- 体力が少なく、運動不足の心配が少ない。
- 頑固さや健康管理の難しさがあるため、犬の体調に敏感に対応できる家庭が向く。
7. 向いている飼い主像
- ボストンテリア
- アウトドアや遊びを一緒に楽しみたい人
- 犬と積極的にトレーニングや遊びをしたい人
- 家族に元気でフレンドリーな犬を迎えたい人
- フレンチブルドッグ
- 室内でのんびり暮らしたい人
- 甘えん坊な犬と濃いスキンシップを取りたい人
- 暑さ管理や健康ケアに手をかけられる人
ボストンテリアとフレンチブルドッグは、見た目が似ているため混同されることもありますが、その本質は大きく異なります。ボストンテリアは運動好きで知的な「アクティブ系」、フレンチブルドッグは穏やかで甘えん坊な「癒し系」。どちらも愛嬌たっぷりで家族を笑顔にしてくれる存在です。
選ぶ際には、「自分のライフスタイルに合うのはどちらか」を基準にすると良いでしょう。
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