ペットと住まいの寄り添いトレーナー 佐藤👨です。千葉県柏市を起点に全国展開対応中。オンラインを駆使した家庭犬専門しつけの教室。 しつけ以外に、犬の特性に基づいた飼い方や健康管理、住まいでの環境設定等幅広に情報提供しております。他にない犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、褒めるトレーニングによる指導を行っています。

応急処置について

その場より退避し安全確保

蜂に刺されてしまった場合、最初に行うべきは、さらなる被害を防ぐために、安全を確保することです。その場にとどまっていると、他の蜂が集まってきて、さらに刺されてしまうこともあるため、できるだけゆっくりと静かに、かつ遠く、可能なら蜂のいない屋内などへ退避がお勧めです。

針を取り除き、毒を流す

ミツバチの場合、毒針が残るため、取り除く必要があります。そのときは、毒嚢を圧迫しないよう、そっと針を引き抜くのが最善です。毛抜きやピンセットのようなものがあればやりやすいですが、難しい時は、硬い板状のもので横に払うようにすると良いようです。
その後、水で患部を洗い流してください。傷口の周囲をつまんで、血とともに毒を絞り出しながら行うと良いです。
※蜂の毒を口に入れてしまうことになるため、人が口をつけて吸い出すのは薦められません。

薬を塗って患部を冷やす

毒を吸い出した後は、薬があれば塗ってください。抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏が適しています。この成分が含まれている市販の虫刺さされ薬がお勧めです。
抗ヒスタミン成分は、蕁麻疹やアトピーなどの症状緩和に使用されるもので、痒み止めの効果があります。ステロイド成分は、炎症やアレルギーを抑える働きがあります。蜂を含む虫刺さされの症状は、虫の毒による一種のアレルギー反応ですので、これらの成分によって症状が和らぐようです。
薬を塗った後は、患部を冷やすと、痛みが和らぎます。保冷剤などをタオルで包み、患部にあてると良いでしょう。

上記は、一時的な応急処理なので、できるだけ医療機関を受診してください。
特に、ショック症状が見られたら大至急、医療機関（皮膚科）の診察を受診しましょう！！

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