ペットと住まいの寄り添いコンサルタント 佐藤👨です。
千葉県柏市を起点に、家庭小型犬を中心としたワンちゃんのしつけの学校。
他にあまりない飼い主様への犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、陽性(褒める)トレーニングによる伴走出張しつけ指導を行っています

犬と暮らし始めると、「留守番中に何をしているのかな」「ごはんの時間がずれたら大丈夫?」「もし散歩中に逃げてしまったら…」と心配になる場面が多くあります。特に初心者向け 犬の飼い方では、しつけや健康管理だけでなく、便利グッズをどう使うかも大切です。この記事では、見守りカメラ・自動給餌器・GPSを中心に、犬種ごとの特徴や犬 性格に合わせた活用方法を、トレーナー視点で分かりやすく解説します。
1. 犬の便利グッズは「楽をする道具」ではなく「安心を増やす道具」
犬用の便利グッズと聞くと、「飼い主が手を抜くためのもの」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、現場で飼い主さんのお話を聞いていると、実際には次のような不安から導入を考える方が多いです。
・仕事中、犬が吠えていないか心配
・留守番中にいたずらしていないか気になる
・食事の時間が不規則になってしまう
・散歩中に急に走り出したら不安
・高齢犬や持病のある犬を見守りたい
よくある相談でも、
「うちの子、留守番中ずっと鳴いている気がするんです」
「帰ると部屋が荒れていて、何が起きているのか分からなくて…」
「散歩中に物音へ反応して急に引っ張るので怖いです」
という声があります。
便利グッズは、こうした不安を減らし、犬の様子を知るための補助道具です。
大切なのは、グッズに任せきりにするのではなく、犬 しつけや日々の観察と組み合わせて使うことです。
Before→Afterの例
Before:
留守番中の様子が分からず、帰宅後に叱ってしまう。犬もなぜ叱られたのか分からず、さらに不安になる。
After:
見守りカメラで「人が出てすぐ吠える」「30分後には寝ている」などの傾向が分かり、叱るよりも環境改善や練習に目を向けられる。
このように、便利グッズは犬を管理するためだけではなく、飼い主が冷静に状況を知るためにも役立ちます。
2. 見守りカメラ|留守番中の不安を減らす基本アイテム
見守りカメラは、犬を飼い始めたばかりの方にも使いやすい便利グッズです。
特に、次のような犬に向いています。
・留守番が苦手な犬
・飼い主の後追いが強い犬
・吠えやすい犬
・いたずらが多い子犬
・シニア犬
犬種別 飼い方の視点で見ると、犬種によって向き不向きというよりも、犬種ごとの特徴とその子の性格に合わせて使うことが大切です。
具体例1:トイプードル
トイプードルは、賢く人との関わりが好きな子が多い傾向があります。
その一方で、飼い主への依存が強くなると、留守番時に吠えたり落ち着かなくなったりすることがあります。
見守りカメラを使うと、
・飼い主が出た直後に吠えるのか
・物音に反応して吠えるのか
・長時間ずっと不安なのか
・途中から寝ているのか
が確認できます。
初心者の失敗例として多いのが、帰宅後に部屋が荒れているのを見て、すぐ叱ってしまうことです。
しかし犬は、数時間前の行動と今叱られていることを結びつけにくいです。
トレーナー視点では、まず「いつ・何に反応しているか」を確認することが大切です。
見守りカメラは、叱るためではなく、原因を探すために使うものと考えるとよいでしょう。
具体例2:柴犬
柴犬は、自立心があり、環境の変化や知らない音に敏感な子もいます。
留守番自体は比較的落ち着いてできる子もいますが、外の物音や来客音に反応して吠えることがあります。
この場合、見守りカメラで確認したうえで、
・窓際を見えにくくする
・外の音が聞こえにくい部屋にする
・安心できる寝床を用意する
・出発前に軽い散歩や遊びを入れる
といった工夫ができます。
「吠える=性格が悪い」ではありません。
犬 性格や犬種ごとの特徴を理解すると、対応方法も変わります。
3. 自動給餌器|忙しい飼い主の食事管理をサポート
自動給餌器は、決まった時間にフードを出せる便利グッズです。
仕事や外出で食事時間がずれやすい方には、心強い道具になります。
ただし、注意点もあります。
自動給餌器は「食事を完全に任せる道具」ではありません。
特に、次のような確認は必要です。
・食欲が落ちていないか
・吐き戻しがないか
・体重が増えすぎていないか
・フードが詰まっていないか
・多頭飼いで別の犬が食べていないか
具体例3:フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグは、食欲旺盛な子が多く、早食いになりやすい傾向があります。
そのため、自動給餌器を使う場合は、量や回数を細かく調整できるタイプが向いています。
飼い主さんからも、
「ごはんの時間になると興奮して飛びついてしまいます」
「一気に食べて、あとで吐いてしまうことがあります」
という相談を受けることがあります。
このような場合、1回量を少なめにして回数を分けることで、落ち着いて食べやすくなることがあります。
Before→Afterの例
Before:
帰宅時間が遅くなり、犬が空腹で興奮。ごはん前に吠える・飛びつく・落ち着かない。
After:
自動給餌器で食事時間を安定させ、飼い主が帰宅してからは遊びやスキンシップの時間にできる。
ここで大切なのは、食事管理と犬 しつけを分けて考えすぎないことです。
食事前の興奮が強い犬には、「おすわり」「待つ」などの基本練習も役立ちます。
便利グッズ+基本のしつけを組み合わせることで、暮らし全体が整いやすくなります。
4. GPS|散歩・外出時の「もしも」に備える
GPSは、犬の首輪やハーネスに取り付けて、居場所を確認するためのアイテムです。
特に、次のような犬には検討しやすいグッズです。
・散歩中に急に走り出す犬
・音に驚きやすい犬
・呼び戻し練習中の犬
・ドッグランを利用する犬
・旅行や帰省に一緒に行く犬
・保護犬、譲渡犬など環境変化に敏感な犬
初心者向け 犬の飼い方では、散歩中の安全管理はとても重要です。
特に迎えたばかりの犬は、家族や環境にまだ慣れていないため、思わぬ動きをすることがあります。
よくある相談事例
「普段はおとなしいのに、バイクの音で急に走ろうとしました」
「首輪が抜けそうになってヒヤッとしました」
「ドッグランで呼んでも戻ってこなくて焦りました」
こうした相談は珍しくありません。
GPSがあるから絶対に安心、とは言い切れません。
しかし、万が一のときに探す手がかりが増えるという意味では、大きな安心材料になります。
GPS使用時の注意点
・充電切れに注意する
・首輪やハーネスのサイズを確認する
・外れにくい取り付け方にする
・GPSだけに頼らずリード管理を徹底する
・呼び戻し練習も並行する
トレーナーとして現場で感じるのは、「逃げたら探せばいい」ではなく、「逃げにくい環境を作る」ことが最優先ということです。
GPSはあくまで補助。
普段から、首輪・ハーネス・リードの点検を習慣にしましょう。
5. 犬種ごとの特徴に合わせた便利グッズの選び方
便利グッズは、人気商品をそのまま選ぶよりも、その犬の生活スタイルに合っているかが大切です。
犬種別 飼い方を考えるときは、次の3つを見て選ぶと分かりやすいです。
1)留守番が苦手な犬
おすすめ:見守りカメラ
例:トイプードル、チワワ、甘えん坊な性格の小型犬など
・飼い主の外出後に吠える
・部屋の中を歩き回る
・ドア付近で待ち続ける
・いたずらが増える
このような子には、見守りカメラで行動パターンを確認することが役立ちます。
2)食欲が強い犬・食事時間が乱れやすい家庭
おすすめ:自動給餌器
例:フレンチブルドッグ、ビーグル、ラブラドール系の食欲旺盛な子など
・ごはん前に興奮しやすい
・早食いしやすい
・飼い主の帰宅時間が不規則
・体重管理をしたい
ただし、病気や体重管理について不安がある場合は、自己判断せず動物病院で相談することも大切です。
3)散歩中の動きが読みにくい犬
おすすめ:GPS
例:柴犬、保護犬、怖がりな犬、外の刺激に反応しやすい犬など
・音に驚きやすい
・急に引っ張る
・呼び戻しがまだ不安
・新しい環境に慣れていない
このような犬には、GPSに加えて、リード管理や散歩練習も重要です。
6. 初心者でも飼いやすい犬種は?便利グッズだけで判断しないこと
「飼いやすい犬種はどれですか?」
「しつけしやすい犬はいますか?」
「初心者でも飼える犬を知りたいです」
これは、実際によく聞かれる相談です。
たしかに、犬種ごとの特徴として、
・人が好きな傾向
・運動量が多い傾向
・警戒心が出やすい傾向
・吠えやすい傾向
・毛の手入れが必要な傾向
などはあります。
ただし、同じ犬種でも犬 性格は一頭ずつ違います。
「この犬種なら絶対に飼いやすい」「この犬種は初心者には無理」と断定するのは適切ではありません。
初心者の方に大切なのは、犬種名だけで選ぶのではなく、
・生活リズムに合うか
・散歩時間を確保できるか
・留守番時間は長すぎないか
・毛の手入れができるか
・しつけに向き合う時間があるか
・病気の注意点を事前に調べているか
を確認することです。
便利グッズは、こうした生活の負担を一部サポートしてくれます。
しかし、犬との暮らしの基本は、毎日の観察・声かけ・散歩・しつけです。
グッズで解決する部分と、人が関わるべき部分を分けて考えることが、初心者の方には特に大切です。
7. 初心者がやりがちな失敗と改善ポイント
便利グッズを使うとき、初心者の方がやりがちな失敗もあります。
失敗例1:カメラで見てすぐ声をかけすぎる
見守りカメラに声かけ機能がある場合、犬が吠えるたびに話しかけてしまう方がいます。
しかし、犬によっては飼い主の声でさらに興奮することがあります。
改善ポイントは、まず観察すること。
声かけは必要な場面だけに絞りましょう。
失敗例2:自動給餌器に任せきりにする
食事が出ているから大丈夫と思っていると、食欲不振や体調変化に気づきにくくなることがあります。
改善ポイントは、食べた量・便の状態・体重変化を日常的に見ることです。
失敗例3:GPSがあるからリード管理が甘くなる
GPSは迷子対策の補助です。
逃げないようにする基本対策の代わりにはなりません。
改善ポイントは、散歩前に首輪・ハーネス・リードを毎回確認することです。
■トレーナーからの一言アドバイス
現場でよくある相談に、
「便利グッズを買ったのに、問題が解決しません」
「カメラを見ても、どう対応すればいいか分かりません」
「自動給餌器を使っているのに、ごはん前の興奮が変わりません」
というものがあります。
これは、グッズが悪いというより、使い方と目的が少しずれていることが多いです。
見守りカメラは、犬を監視するためではなく、行動の理由を知るため。
自動給餌器は、食事時間を整えるため。
GPSは、万が一の備えを増やすため。
そして、どのグッズも犬 しつけや生活環境の見直しと組み合わせて使うことで、本来の効果を感じやすくなります。
初心者の方は、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
「うちの子は何に困っているのかな?」と観察することが、犬との暮らしを良くする第一歩です。
当ブログでは、犬種別 飼い方や犬種ごとの特徴、初心者向け 犬のしつけ方法についても分かりやすく紹介しています。
・留守番中の吠えが気になる
・散歩中の引っ張りを改善したい
・愛犬に合う便利グッズを知りたい
・犬種に合ったしつけ方法を相談したい
このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
愛犬の性格や生活環境に合わせて、無理のない方法を一緒に考えていきましょう。
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