初めて犬を飼うならどの犬種?MIX犬・トイプードル・チワワの特徴と飼い方を徹底解説

ペットと住まいの寄り添いコンサルタント 佐藤👨です。
千葉県柏市を起点に、家庭小型犬を中心としたワンちゃんのしつけの学校。
他にあまりない飼い主様への犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、陽性(褒める)トレーニングによる伴走出張しつけ指導を行っています。

「犬種によって性格は本当に違うの?」「初心者でも飼いやすく、しつけしやすい犬を選びたい」と迷っていませんか。2026年の犬種ランキングでは、MIX犬(10kg未満)が2年連続1位となり、トイ・プードルやチワワなど小型犬の人気も続いています。
 ただし、人気=誰にでも飼いやすい、とは限りません。実際のしつけ相談では、見た目やランキングだけで選び「思ったより吠える」「留守番が苦手だった」と悩む方もいます。
この記事では、人気犬種を例に、犬種ごとの特徴や犬の性格、しつけ、病気の注意点をトレーナー目線で分かりやすく解説します。迎える前に知っておきたいポイントを整理し、ご家庭に合う一頭を考えるヒントをお伝えします。

1.2026年はどんな犬が人気?「人気=飼いやすい」とは限らない

アニコム損保が発表した「犬種ランキング2026」では、MIX犬(体重10kg未満)が2年連続1位。続いてトイ・プードル、チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、ポメラニアンという結果でした。

また、ジャパンケネルクラブ(JKC)の2025年犬種別犬籍登録頭数では、純血種の中でプードルが1位、チワワが2位、ダックスフンドが3位となっています。

つまり、現在も小型犬を中心とした人気が続いていると考えられます。

しかし、ここで初心者の方に知ってほしいのが、「人気犬種=自分にとって飼いやすい犬種」ではないということです。

実際、相談現場では、

「小さい犬なら散歩は少なくても大丈夫だと思っていました」

「頭がいい犬なら、何もしなくても言うことを聞くと思っていました」

という声を聞くことがあります。

犬種別の飼い方を考える場合、サイズだけではなく、

  • 必要な運動量
  • 吠えやすさの傾向
  • 人との距離感
  • お手入れの頻度
  • 留守番時間
  • 毎月かけられる費用

なども確認することが大切です。

また、犬の性格には犬種による傾向がある一方、個体差や育った環境、経験、飼い主との接し方によっても変わります。

そのため、「この犬種なら絶対におとなしい」と断定して選ばないことが重要です。

2.注目犬種① MIX犬|個性豊かだからこそ「その子を見る」

2026年のランキングで1位となったのが、体重10kg未満のMIX犬です。

MIX犬は両親から受け継ぐ特徴の組み合わせによって、見た目だけでなく性格や成犬時のサイズにも幅があります。

例えば、トイ・プードルとマルチーズのMIXでも、活発な子もいれば比較的のんびりした子もいます。

そのため、「MIX犬だから飼いやすい」と一括りにせず、その子自身の性格を見ることがポイントです。

よくある初心者の失敗

「小さいし、おとなしかったので飼いやすそうだと思った」という理由で迎えたものの、家に慣れてから活発になり、甘噛みや要求吠えに困るケースがあります。

これは珍しいことではありません。

迎えた直後の犬は緊張して、本来の行動がまだ出ていない場合があるためです。

Before→Afterのイメージ

Before
要求されるたびに抱っこする

要求吠えが増える

「最近わがままになった気がする」と悩む

After
静かに待てたタイミングで声をかける

落ち着いた行動を褒める

吠えなくても飼い主に気づいてもらえることを覚える

犬のしつけでは、叱る回数を増やすより、してほしい行動を分かりやすく教えることが大切です。

健康面については、MIX犬だから特定の病気にならないとは言えません。両親犬の犬種が分かる場合は、それぞれで注意される病気について動物病院で相談しておくと安心です。

3.注目犬種② トイ・プードル|賢さと活発さを理解して暮らす

トイ・プードルは長年人気が高く、初心者向けの犬として紹介されることも多い犬種です。

人とのコミュニケーションを楽しみやすく、犬のしつけにも取り組みやすい傾向があります。

一方で、現場で感じるのは、「賢い=何もしなくても飼いやすい」ではないということです。

学習が早い子ほど、飼い主にとって都合のよい行動だけでなく、「吠えたら抱っこしてもらえた」「飛びついたら遊んでもらえた」といった経験も覚えていきます。

例えば、私がよく受ける相談の一つが、

「家ではいい子なのに、散歩になると興奮して引っ張るんです」

というものです。

そこで、いきなり長時間歩かせるのではなく、玄関を出る前に落ち着く練習をし、外でも飼い主を見ることができた瞬間に褒めるようにします。

すると、最初は玄関から飛び出していた犬が、少しずつ飼い主を確認してから歩き始めるようになることがあります。

これも大切なBefore→Afterです。

また、トイ・プードルは定期的なトリミングや日常的なブラッシングも必要です。

さらに健康面では、膝や目、耳などについて相談されることがあります。症状や病気の判断は自己判断せず、気になる変化があれば獣医師に確認しましょう。

初心者向けの犬として候補にしやすい一方、お手入れと毎日のコミュニケーションに時間を取れる家庭に向いていると私は感じます。

4.注目犬種③ チワワ|小さな体でもしつけと社会経験は必要

チワワも日本で非常に人気の高い犬種です。

体が小さいため、

「散歩が楽そう」

「マンションでも飼いやすそう」

と考える方も多いでしょう。

確かに小型で生活スペースを確保しやすい点は魅力ですが、小さいから犬のしつけが不要というわけではありません。

トレーナーとして比較的よく聞くのが、

「家族には甘えるのに、知らない人を見るとすごく吠えます」

という相談です。

怖がりな子の場合、吠えたことだけを強く叱ると、知らない人に対する不安がさらに強くなる可能性があります。

例えば、来客時に毎回抱っこして叱るのではなく、人との距離を十分に取り、落ち着いていられる場所を作る。そして静かに相手を見られたら褒める、という練習から始めます。

初心者の方ほど、「吠えを止める」ことだけでなく「なぜ吠えているのか」を考えることが重要です。

また、小型犬は体が小さいため、抱っこからの落下や高い場所からの飛び降りなどにも注意したいところです。

健康について心配なことがあれば、定期健診を含めて獣医師に相談してください。

5.結局、初心者でも飼いやすい犬はどんな犬?

「結局どの犬種が一番飼いやすいですか?」という質問は、トレーナーとして本当によく聞きます。

しかし、私は犬種名だけで決めるより、飼い主さんの生活と犬の特徴が合っているかを見ることが大切だと考えています。

例えば、

  • 毎日どのくらい散歩できるか
  • 留守番は何時間程度になるか
  • ブラッシングやトリミングができるか
  • 子どもや高齢者と暮らしているか
  • 吠え声への配慮が必要な住環境か
  • 10年以上先まで世話を続けられるか

を迎える前に考えてみてください。

例えば、運動好きな犬を「忙しくて散歩は週末だけ」という家庭が迎えると、犬も飼い主もストレスを抱えやすくなります。

一方で、犬種ごとの特徴を理解し、生活環境を整えれば、初心者でも犬との暮らしを楽しめる可能性は十分あります。

「飼いやすい犬を探す」だけでなく、「自分がその犬に合った暮らしを用意できるか」を考える。

これが犬選びで失敗を減らす大切な視点です。

6.トレーナーからの一言アドバイス

しつけ相談でよくあるのが、

「ネットでは飼いやすいと書いてあったのに、うちの子は全然違います」

という言葉です。

でも、それはおかしなことではありません。

犬種ごとの特徴はあくまで「傾向」であり、同じ犬種でも性格は一頭ずつ違います。

実際の現場でも、活発なトイ・プードルもいれば慎重な子もいますし、人が大好きなチワワもいれば、知らない人との距離を取りたがる子もいます。

だからこそ、問題行動が出てから「この犬種を選んだのが間違いだった」と考えるのではなく、その犬が何を怖がり、何を喜び、どんな環境なら落ち着けるのかを観察してみてください。

犬との暮らしは、最初から100点でなくて大丈夫です。

「昨日より少し吠える時間が短かった」「今日は散歩中に一度こちらを見てくれた」。そんな小さな変化を積み重ねることが、結果として暮らしやすさにつながります。

2026年もMIX犬やトイ・プードル、チワワなど小型犬への注目が続いています。

しかし、ランキングだけで犬を選ぶのではなく、犬種別の飼い方・犬の性格・犬のしつけ・健康面・自分の生活環境まで考えることが大切です。

そして、迎えた後は犬種のイメージに当てはめすぎず、目の前の愛犬を観察してください。

初心者向けの犬を探している方にとって、最も大切なのは「簡単に飼える犬」を探すことではなく、種ごとの特徴を理解し、お互いが無理なく暮らせる相手を選ぶことです。

「吠えがなかなか改善しない」

「散歩で引っ張られてしまう」

「初めて犬を迎えるので、何から教えればいいか分からない」

そんな悩みは、ご家庭によって解決方法が変わります。

愛犬の性格や生活環境に合わせたしつけ方法を知りたい方は、お気軽にご相談ください。

また、これから犬を迎える方は、関連記事の「初心者が犬を迎える前に準備したいもの」「子犬のしつけはいつから始める?」もあわせて読むと、迎えた初日からの生活をイメージしやすくなります。

まずは、無料相談してみたい方のお申し込みはこちらからどうぞ。
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Life Design Plus 代表 佐藤 篤

柏市を起点に犬のしつけの学校及び不動産コンサルティング業務を展開する会社です。
犬のしつけは、家庭小型犬をメインに出張トレーニングとオンラインを併用したコースしつけ指導を行っており、不動産コンサルティング業務は、不動産鑑定をメインにその他周辺業務を行っています。

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