今話題のアニマルカフェとは?犬カフェで分かる犬種ごとの性格と失敗しない楽しみ方

ペットと住まいの寄り添いコンサルタント 佐藤👨です。
千葉県柏市を起点に、家庭小型犬を中心としたワンちゃんのしつけの学校。
他にあまりない飼い主様への犬知識提供のオンラインセミナーと併せ、陽性(褒める)トレーニングによる伴走出張しつけ指導を行っています。

「アニマルカフェに行ってみたいけれど、動物にとって負担ではない?」「犬カフェなら、初心者でも犬種ごとの性格を知る参考になる?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
最近は犬・猫だけでなく、カワウソやフクロウなどと触れ合える施設も注目される一方、動物福祉や衛生面について考える動きも広がっています。そこで今回は、現役ドッグトレーナーの視点から、今話題のアニマルカフェを楽しむときのチェックポイントと、犬カフェで見ておきたい犬種ごとの特徴を初心者向けに解説します。
かわいさだけで選ばず、「自分の暮らしに合う犬はどんな犬か」を考えるヒントにもなる内容です。初めて訪れる方が、動物にも人にもやさしい施設を見分けるためのポイントも紹介します。

1.今話題のアニマルカフェ、人気の一方で「動物への配慮」も大切

アニマルカフェというと、以前は猫カフェのイメージが強かったかもしれません。しかし最近では、犬をはじめ、カワウソ、フクロウ、爬虫類など、さまざまな動物と出会える施設があります。

「動物を飼えないけれど触れ合いたい」
「子どもに動物との接し方を教えたい」
「犬を迎える前に実際に触れ合ってみたい」

こうした目的で利用する方も少なくありません。

一方で、近年特に注目されているのが動物福祉や衛生、安全への配慮です。

2025年に公表された日本国内のエキゾチックアニマルカフェを対象とする研究では、調査した動物について飼育環境や栄養、自然な行動ができる環境などに課題が確認されたと報告されています。

また、野生動物を扱うアニマルカフェについても、衛生管理や人との接触によるリスクなどが指摘されています。

そのため、これからは単純に「珍しい動物に触れる場所」としてだけではなく、動物が無理なく過ごせる施設なのかを見ることも利用者に求められる視点だと私は考えています。

例えば犬カフェなら、

  • 犬が自由に休めるスペースがある
  • 嫌がる犬を無理に抱っこさせていない
  • スタッフが犬の様子を確認している
  • 店内が清潔に保たれている
  • 犬が逃げたり隠れたりできる場所がある

といった部分を見てみましょう。

環境省の基準でも、展示業者には動物の習性などに適した環境管理や、長時間展示する場合に必要に応じて展示しない時間を設けることなどが示されています。

「触れ合える時間が長い=良いカフェ」とは限りません。

犬が眠っているときはそっとしておく。この小さな配慮も、人と動物が快適に共生するための大切な一歩です。

2.犬カフェで注目したい「犬種ごとの特徴」3例

犬カフェは、犬を迎えようと考えている初心者にとって、犬を身近に感じられる機会になることがあります。

ただし、ここで注意したいのが、その日に会った1頭だけを見て「この犬種はこういう性格」と決めつけないことです。

犬の性格は犬種だけでは決まりません。育った環境、年齢、経験、飼い主との生活などによっても違います。

その前提で、代表的な3犬種を見てみましょう。

2-1.トイプードル|覚えることが得意でも油断は禁物

トイプードルは家庭犬として人気が高く、比較的トレーニングにも取り組みやすい傾向があります。

しかし現場では、

「頭がいい犬だから、しつけは簡単ですよね?」

と相談されることがあります。

実際には、覚えるのが早い犬ほど、飼い主にとって困る行動まで覚えるのが早い場合があります。

例えば「吠えたら抱っこしてもらえた」という経験を繰り返せば、要求するときに吠えるようになることもあります。

以前相談を受けたケースでも、来客のたびに吠える小型犬に家族全員が声をかけていました。

改善前は、チャイムが鳴ると連続して吠える状態。

そこで、吠えてから慌てて対応するのではなく、チャイムの後に落ち着いて待つ練習へ変更しました。

すると徐々に、**「チャイム=吠える」から「チャイム=飼い主を見る」**という行動へ変わっていきました。

犬種別 飼い方を考える場合も、賢さだけでなく生活環境との相性を見ることが重要です。

2-2.柴犬|自分の距離感を大切にする犬もいる

柴犬については、

「飼い主に忠実だから初心者向け 犬ですよね?」

と聞かれることがあります。

しかし、柴犬にもさまざまな性格があります。

例えば、いつでも抱っこされたい犬もいれば、ベタベタ触られることを好まない犬もいます。

トレーナーの現場では、

「子犬のころは抱っこできたのに、最近嫌がるんです」

という相談も珍しくありません。

初心者によくある失敗が、犬が顔をそらしたり離れようとしたりしているのに、かわいいから触り続けてしまうことです。

犬カフェでも同じです。

こちらから追いかけるより、少し距離を取り、犬から近づいてくるのを待ってみてください。

犬 性格を理解するときには「触らせてくれるか」だけでなく、どの程度の距離なら安心しているのかを見ることも重要です。

2-3.フレンチブルドッグ|愛嬌だけでなく健康管理も確認

フレンチブルドッグは、ユニークな表情や人との関わりを楽しむ姿から人気があります。

一方で、犬種ごとの特徴を考える際には健康面も忘れてはいけません。

特に鼻の短い犬種では暑さへの配慮などが重要になります。そのため、「かわいい」「性格が合いそう」という理由だけで迎えるのではなく、温度管理、毎日の運動、健康管理、将来的な医療費まで考えることが大切です。

犬カフェで気に入った犬種ができたとしても、その場で見えるのは生活のほんの一部分です。

例えば、

「カフェではおとなしかったから、家でも飼いやすそう」

という判断には注意が必要です。

自宅では散歩、食事、留守番、トイレ、犬 しつけなどが毎日続きます。

つまり、「触れ合いやすい犬」と「自分が暮らしやすい犬」は必ずしも同じではないのです。

3.初心者がアニマルカフェで失敗しない5つのチェックポイント

アニマルカフェを利用するときは、かわいい動物を探すだけでなく、施設全体を観察してみましょう。

動物が自分から離れられるか

触られたくないときに逃げられる場所があるか確認します。

休んでいる動物を無理に起こしていないか

寝ている犬を抱き上げたり、写真撮影のために何度も起こしたりする施設は慎重に見たほうがよいでしょう。

スタッフが触れ合い方を説明しているか

「この子は背中を優しく触ってください」など、具体的な説明があると初心者も接しやすくなります。

衛生管理が行われているか

入退店時の手洗いや消毒、動物と飲食スペースの管理なども確認したいポイントです。

「かわいい」以外の説明があるか

犬種、年齢、性格、苦手なことなどを説明してくれる施設なら、動物をより深く理解するきっかけになります。


私はトレーニングの現場でも、犬が嫌がっているサインに人が気づくことが問題行動予防につながると感じています。

最初は犬を追いかけていた方が、犬から近づくのを待てるようになる。

すると、それまで逃げていた犬が自分から隣に座る。

このBefore→Afterは、家庭犬との暮らしでもよく見られる変化です。

「仲良くなるためにたくさん触る」のではなく、「仲良くなるために、あえて待つ」ことも犬とのコミュニケーションなのです。

4.トレーナーからの一言アドバイス

実際によくあるのが、

「犬カフェで抱っこした犬がおとなしかったので、同じ犬種なら飼いやすいと思いました」

という相談です。

しかし、犬カフェでの姿だけで犬種を判断することはおすすめできません。

同じ犬種でも活発な子、慎重な子、人が大好きな子、静かな環境を好む子がいます。

また、飼いやすさは犬だけで決まるものではありません。

飼い主の生活時間、住環境、散歩に使える時間、家族構成などとの組み合わせによって変わります。

そのため、これから犬を迎える初心者の方は、犬カフェを「犬を選ぶ場所」ではなく、犬との接し方や犬種ごとの特徴を知るきっかけの一つとして活用するとよいでしょう。

そして、病気について気になる場合は犬種の一般的な傾向だけで判断せず、獣医師や信頼できる専門家へ確認してください。

今話題のアニマルカフェは、動物を身近に感じられる魅力的な場所です。

一方で、近年は野生動物を扱う施設を中心に、動物福祉、衛生、安全などについて課題を指摘する調査も公表されています。

だからこそ利用する私たちも、

「触れるか」ではなく「その動物が快適そうか」

という視点を持ってみてはいかがでしょうか。

犬カフェの場合は、犬種別 飼い方や犬 性格、犬 しつけについて興味を持つ入り口にもなります。

しかし、1頭との触れ合いだけで「この犬種なら初心者でも絶対に飼える」と決めるのは避けたいところです。

犬種ごとの特徴を知り、さらに目の前の犬自身を見る。

それが、これから犬と暮らしたい方にとって大切な第一歩です。

「自分の生活に合う犬種が分からない」
「迎えたばかりなのに、吠える・噛む・トイレで困っている」
「ネットの犬 しつけを試したけれどうまくいかない」

そんなときは、一人で悩まずドッグトレーナーへご相談ください。

犬種だけではなく、その子の性格とご家庭の生活環境を見ながら、一緒に改善方法を考えていくことが大切です。

関連記事では「初心者向け 犬の選び方」「犬種別 飼い方」「子犬のしつけ」などもぜひチェックしてみてください。

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Life Design Plus 代表 佐藤 篤

柏市を起点に犬のしつけの学校及び不動産コンサルティング業務を展開する会社です。
犬のしつけは、家庭小型犬をメインに出張トレーニングとオンラインを併用したコースしつけ指導を行っており、不動産コンサルティング業務は、不動産鑑定をメインにその他周辺業務を行っています。

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